[映画] おくりびと [映画]
ご他聞に漏れず、テレビ放映で観ました。
いい映画だ、という噂だけ聞いていて、まあそれほど大したこともないのだろうと思って観始めたけど、いや、予想以上にいい映画だった。
冒頭こそ、つかみのために小ネタを入れているけど、それ以降は全体的に落ち着いた雰囲気で、ともすれば淡々と、主人公の変遷を綴っていく。
ところどころに笑いも入れているけど、微笑ましいといった感じのもので、ちょうどいいアクセントなくらい。
描かれているのは納棺師という仕事、というよりは、やはり死というもの、そしてそれに向き合う残された人々の姿。
背筋を伸ばして、真摯にそれらに向き合う姿は、胸に迫るものがあった。
だが、何よりせつなくなったのは、同じように自分が数十年後に臨終を迎えたところを想像した時。
見送ってくれる子供の一人くらい、いるのだろうか、と。
三十歳以上で独身の人間は、みんな観た方がいいと思う。
あとは、エンドロールがばっさりないのはテレビだから仕方ないが、おかげで余韻も何もあったもんじゃなくてぶち壊しな感じ。
これはDVDとか、スクリーンで観る映画だ。
いい映画だ、という噂だけ聞いていて、まあそれほど大したこともないのだろうと思って観始めたけど、いや、予想以上にいい映画だった。
冒頭こそ、つかみのために小ネタを入れているけど、それ以降は全体的に落ち着いた雰囲気で、ともすれば淡々と、主人公の変遷を綴っていく。
ところどころに笑いも入れているけど、微笑ましいといった感じのもので、ちょうどいいアクセントなくらい。
描かれているのは納棺師という仕事、というよりは、やはり死というもの、そしてそれに向き合う残された人々の姿。
背筋を伸ばして、真摯にそれらに向き合う姿は、胸に迫るものがあった。
だが、何よりせつなくなったのは、同じように自分が数十年後に臨終を迎えたところを想像した時。
見送ってくれる子供の一人くらい、いるのだろうか、と。
三十歳以上で独身の人間は、みんな観た方がいいと思う。
あとは、エンドロールがばっさりないのはテレビだから仕方ないが、おかげで余韻も何もあったもんじゃなくてぶち壊しな感じ。
これはDVDとか、スクリーンで観る映画だ。
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